株式会社ベアハグは、”人生100年時代愛情を持って、人に関わる事業を想像し、挑戦し続けます。”というビジョンをもとに、リラクゼーション業（整体、エステティック、接骨、鍼灸、マッサージ）をはじめとし、老人福祉・介護事業、児童福祉事業、人材派遣業、民営職業紹介事業、学校教育といった幅広い業種を全国で52店舗展開をしています。

全国展開・多店舗経営という大きな組織にはどのような課題があり、それをどのようにContractS CLMが解決しているのかを人事担当のお二人にお聞きしました。

担当：ContractS CLMを導入していただきありがとうございます。現在どのような場面でご利用いただいているのでしょうか？

小川様：今は主にセラピストや採用の際の雇用契約手続きで利用しています。この先、他の機能も徐々に使えるようにしていきたいと思います。

担当：貴社の業務内容・形態として、全国展開の多店舗経営が特徴的です。その際の雇用契約でContractS CLMをご利用いただく前は、どのような雇用契約フローだったのでしょうか？

小川様：全国で展開していった弊社ですが、まだまだ紙での雇用手続きでした。ContractS CLMを導入する前の雇用契約フローはこのような流れになります。

【ContractS CLM導入前のフロー】
1:応募
2:面接の日程を決める
3:来社、面接
4:合否の連絡（内定メール）
5:採用者に承諾をいただき、契約時の日取りを決める
6: ご来社いただく
　・契約書の確認、読み合わせ
　・署名、捺印
　・研修の説明

担当：リラクゼーション等の施術や福祉業務が事業のベアハグ様だからこそ、雇用契約以外にも研修等丁寧な説明が必要ですよね。このフローの中ではどのような課題がありましたでしょうか？

小川様：まず、弊社はContractS CLM導入する前は、紙で契約書管理を行っていました。そのため、このフローで採用者が来社し、複数枚ある契約書を読んでいただく必要があります。読み終わったら、相互の誤認がないように読み合わせをして、印鑑署名、という手順がいるので、１時間以上の時間が必要でした。

また、全国展開をしている弊社ですが、採用拠点が大阪・名古屋にあります。その管理も紙で行う必要があります。各拠点で紙で管理していると、すぐに本社で確認ができない、本社への送付の際の紛失のリスクなど管理の難しさがありました。

担当：全国展開ならではの課題ですね！ContractS CLMを導入したことにより少しでも緩和されていればよいのですが、いかがでしょうか？

奥様：大きく変わってきましたね。ContractS CLM導入後、内定者に事前に契約書をURLでお送りし、事前に確認していただくことができるようになりました。

内定者によって確認事項が必要ない人は、事前に「締結」をしてもらってご来社いただき、確認したい事項がある人はご来社時に締結作業をしていただいてます。それにより、来社していただいてからの確認・読み合わせの時間が1時間以上かかっていたものが、40分で済むように大幅に減少され、研修内容をより丁寧に説明できたり、採用手続き自体の時間が短縮され、私達人事も他の業務に対応することができるようになりました。

また、関西・東海エリアの契約書もクラウド上で管理することができるようになったので、紛失するリスクもなくなり、離れた場所にある本社でもいつでも内容が確認できるため安心です。

担当：お役に立てて、大変うれしいです。導入する前、このようなクラウドシステム自体の利用がはじめてだと伺っていましたが、ContractS CLM導入はスムーズに進みましたでしょうか？

奥様：正直最初は難しかったです。笑　弊社は、今までどんなものも紙やエクセルだったので…。

でも、担当の方に、丁寧に「作成→承認設定→締結→管理方法」と手厚くサポートいただいて、結果的に契約の簡略化が進み、より情報が一元管理でき、時間も短縮できました。また、既存の契約書をそのままContractS CLMのテンプレートとして設定できるので、弊社が今まで使っていた契約書雛形を使うことができ、そういう意味では割とすんなり馴染むことができました。

担当の方が、名古屋・大阪の拠点にも赴いて弊社メンバーへのレクチャーを行ってくださったので、今は各拠点のメンバーもContractS CLMを使いこなしています。

担当：はじめてのシステム導入でContractS CLMをご利用いただきありがとうございました！ContractS CLMをご利用いただき、より事業を展開していけるよう弊社も引き続きサポートさせていただきます！